[天平文化]:奈良時代の文化
1.特徴
・8世紀半ば、[聖武天皇]の時代にもっとも栄えた文化
・唐の文化や仏教の影響を受けた、国際色豊かな文化
・[遣唐使]
…唐の文化や制度を学ぶために派遣。
さまざまな文物を持ち帰った
・聖武天皇は、都に[東大寺]を建て[大仏]をつくった
国ごとに[国分寺]と[国分尼寺]を建てた
→目的:[仏教の力で国家を守る]ため
・東大寺の[正倉院]
…聖武天皇が使用した道具や楽器などが納められた
・[鑑真]
…唐の僧。何度も遭難し失明しながらも来日
→奈良に[唐招提寺]を建立
2.さまざまな書物
・[古事記]と[日本書紀]
…神話・記録・伝承などをもとにまとめた歴史書
(※記・紀の漢字に注意)
・[風土記]
…地方の国ごとに、神話・伝承、自然・産物などをまとめさせた書物
・[万葉集]
…現存する日本最古の歌集。
[防人]の歌もおさめられている