歴史2-3 奈良時代 解説

1.奈良時代のはじまり

710]年、唐の都[長安]にならった

新しい都が、奈良につくられました。

 

これを[平城京]といい、平安京に都を移

すまでの80年あまりを奈良時代といいます。

 

 

平城京]の東西には [](いち)が

設けられ、各地の産物が売買されました。

 

その際、[和同開珎](わどうかいちん)

という貨幣が交換の手段として

用いられました。

 

 

2.さまざまな負担

奈良時代の人々に対しては、

さまざまな負担が課されました。

 

人々は[]年ごとにつくられる

戸籍に登録されました。

 

この戸籍にもとづいて、[]歳以上の

男女に性別や身分に応じた面積の

口分田]が与えられましたが、

その人が死亡したら、[口分田]を

国に返すことになっていました。

 

これを[班田収授法

(はんでんしゅうじゅのほう)といい、

口分田]を与えられた人々は、

収穫の約3%を納める税である

]を負担しました。

 

そのほかにも、

地方の特産物などを納める[調]、

労役のかわりに麻布などを納める

さらに兵役などの負担がありました。

 

兵役には、

おもに東国の成人男子が

防人]として3年間、

九州地方を防衛すること

などがありました。

 

 

3.土地政策の変化

奈良時代には、人口の増加などにより、

口分田]が不足しました。

 

そこで、

土地政策を大きく変更する法令として、

743年に[墾田永年私財法

(こんでんえいねんしざいのほう)

が出されました。

 

これにより、新しく開墾した土地を

永久に私有することが認められました。

 

こうして貴族や寺院によって開墾された

私有地は、のちに[荘園]とよばれる

ようになりました。