歴史1-2 縄文時代 解説

1.縄文時代の生活と道具

氷河時代が終わって地球が温暖化すると、環境が大きく変化したために大型動物が絶滅し、かわってシカイノシシなどの中小動物が多く活動するようになりました。

 

人々は狩り採集によって食物を得て生活するようになり、新しい道具も登場しました。

例えば、動きのすばやい動物をとらえるために使われた弓矢や、表面をみがいて切れ味をするどくした磨製石器、動物のを加工した漁の道具などがあります。

 

採集した木の実などを煮たきして食べるために、土器が使用されました。

この時代の土器は、低温で焼かれ、表面に縄目の文様がほどこされたものが多く、縄文土器とよばれています。

 

人々は集団で生活し、穴をほって屋根をつけたいくつかのたて穴住居に分かれて住んでいました。

 

海岸や水辺などの集落の近くには、食べ物の残りかすなどを捨てた貝塚が発見されており、なかでも東京都の大森貝塚が有名です。

 

魔よけや豊かな収穫をいのって、土偶とよばれる人形もつくられました。

 

 

2.おもな遺跡 

縄文時代のおもな遺跡には、青森県の三内丸山遺跡があります。

 

 

3.旧石器時代と新石器時代

なお、人類が打製石器のみを使用していた時代は旧石器時代に分類されます。日本の旧石器時代も、打製石器のみを使用していました。

 

これに対し、縄文時代は打製石器に加えて磨製石器も使用するようになったので、縄文時代は新石器時代に属します。