1.光の性質
①光の直進
・光源を出た光がまっすぐに進むこと
②光の反射
・入射角=反射角となる
↓図:光の反射

③光の屈折
・光が種類の違う物質に進むとき、その境界面で光が折れ曲がること
例:空気中と水中、空気中とガラス
・入射角と屈折角の関係:常に空気側の角度が大きくなる
→空気中を通る光の方が常に境界面に近い
↓図:光の屈折

④全反射
・光が境界面ですべて反射されること
※入射角が大きくなると、屈折が起こらない
・入射角と反射角は等しい
↓図:全反射

2.凸レンズを通る光の進み方
↓図:凸レンズの軸に平行な光は、凸レンズを通過するとすべて焦点を通る

①青:凸レンズの軸に平行な光
・凸レンズを通過すると焦点を通る
②赤:凸レンズの中心を通る光
・凸レンズを通過するとそのまま直進する
③緑:凸レンズの焦点を通る光
・凸レンズを通過すると軸に平行に進む
↓図:凸レンズを通る光(番号①~③に対応)

3.凸レンズによってできる像
①実像
・上下左右が逆の像
→スクリーンにうつる
・像の大きさは条件により異なる
↓図:実像(物体が焦点より遠いとき)

②虚像
・像の向きは同じ
・スクリーンにうつらない
・実物より常に大きな像となる
※ルーペで拡大して見えるのは虚像
↓図:虚像(物体が焦点より近いとき)

漢字の読み方
・光源:こうげん
・入射角:にゅうしゃかく
・反射角:はんしゃかく
・屈折:くっせつ
・全反射:ぜんはんしゃ
・凸レンズ:とつれんず
・実像:じつぞう
・虚像・きょぞう